心がワクワクすることを。自分に正直に、可能性を広げたい。

2017年、美しい黒髪をもつ女性に贈られる、第二回黒髪美人大賞を受賞した髙橋ひかるさん。この賞は、国内外に向け日本女性の黒髪の美しさを伝え、その文化的価値を守り継承することを目的に設立されたもの。2021年にはあんず油のイメージキャラクターにも就任いただき、女優のみならずバラエティやモデル、YouTuberとしても活躍する髙橋さんに、美しい髪を保つ秘訣や今後のお仕事についてお話をうかがいました。

HIKARU TAKAHASHI髙橋 ひかる
2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。2014年、第14回全日本国民的美少女コンテストで8万人を超える応募者の中からグランプリを受賞。2016年には「人生の約束」のヒロイン・渡辺瞳を演じスクリーンデビュー。2017年、第96回全国高校サッカー選手権大会13代目応援マネージャーに就任。NHK大河ドラマ出演ほか、数々のドラマで主演を演じる今注目の若手女優。清楚なイメージに留まらずバラエティでは関西弁を披露し、飾り気のない性格も人気。

基本を押さえて、がんばりすぎない。

過去には、第二回黒髪美人大賞を受賞されていらっしゃいますが、
美しい髪を保つ秘訣を教えてください。

今は役柄もあって少し染めていますが、賞をいただいた当時は、それまで一度も髪を染めたことがなかったんです。思い返してみると、「きれいな黒髪を保たなくちゃ」と、すごく力が入っていたと思います。

具体的にはどのようなケアをされていましたか?

とにかく地肌を大事にしなくちゃと、炭酸水で髪を洗うなど毛穴ケアを重視していました。スタイリングもがんばっていましたね。当時は実家のある滋賀県から仕事のたびに上京していたのですが、少しでも良く見られたいと、朝から自分でスタイリングをして現場に入っていました。もちろん現場にはヘアメイクさんがいらっしゃって、本番前に整えてくれるのですが、自分でスタイリングすることが意識を高めるスイッチになっていた気がします。でも髪には負担になりますよね。最近は仕事の日はヘアメイクさんにお任せするようにしています。

たしかに髪を整え気持ちを切り替えるという話はよく聞きます。
でも1日に何度もセットするのはダメージが気になりますね。

今は基本的なことを大切にしています。夜シャンプーをした後、必ずドライヤーで乾かすようにしています。濡れたまま放っておくと、表面のキューティクルが開き、パサつきの原因になるそうです。それに濡れたまま寝てしまうと枕などの寝具も不衛生ですよね。以前は髪も長くて、ドライヤーを使うのが面倒と感じることもあったのですが、きちんと乾かすことで髪の手触りも変わるので、ドライヤーは欠かせません。

朝がラクになる、夜のひと手間。

手触りのほかに実感されていることはありますか?

まずはツヤです。ドライヤーの前にあんず油のヘアミルクを髪になじませて、乾かした後にオイルを重ねています。もともとうねりが出やすい髪質ですが、まとまるようになりました。そもそもヘアメイクさんがいるのにどうして朝自分でスタイリングしていたかというと、広がりが気になっていたんですよね。でも夜のドライヤーを習慣化することで、それが気にならなくなったんです。寝ぐせもスルッと直っちゃう。夜のひと手間で朝の身支度がラクになりました。

ヘアスタイルは、自分を表現する手段。

プライベートではどんなスタイルが多いですか?

巻髪にしたりストレートにしたり、気分に合わせて楽しんでいます。ヘアアイロンを使うことも多いですね。雑誌やインスタグラムを見て、流行りのアレンジを真似しながら研究しています。髪の毛を美しく整えるというのは女性の特権というか、もちろん男性もヘアスタイルを楽しむと思いますが、女性はより楽しみ方が幅広いと感じます。でも、ヘアスタイルはファッションと同じように、自分を表現する手段になると思うので、男性だからとか女性だからというわけではなく、それぞれ自由に楽しんで、お互いのスタイルを尊重し合うことが大切ですよね。

たしかにヘアスタイルが与える印象は大きいですよね。
ところでヘアアイロンを使うと、髪は痛みませんか?

あまりダメージが気にならないのは、ケアのおかげでしょうか。時間があるときは、お風呂に入りながらトリートメントをしています。オイルを髪に馴染ませてしっかりパックします。香りがいいのでリラックスできますし、ホッとしますね。綺麗になるって、気持ちも大事だと思うんですよね。あんず油はリラックスしながら、なおかつヘアケアもできちゃうところが良いですね。朝も毎日使っていますが、あんず油の香りのおかげで「よし今日もがんばろう」って前向きになれるんです。オイルを使うようになってから、髪を褒めていただくことも増えて自分に自信がもてるようになりました。

うそ偽りなく、ありのままの自分で。

次はお仕事の話をうかがいます。女優業をはじめモデルやバラエティと幅広く
ご活躍されていますが、お仕事をする上で大切にされていることはありますか?

とにかく楽しむこと。それと笑顔を大切にしています。笑うと元気がでる気がしませんか?それに自分を見てくれる方にも笑顔になってほしいんです。偽りは相手に伝わってしまうので、自分の感情に素直に、いつも心から楽しむようにしています。

最近は、どんなお仕事を楽しんでいらっしゃいますか?

SDGsというテーマを楽しく学ぶ、ドラマ仕立ての番組に参加させていただいています。もともと子ども向けの番組なので、とても分かりやすくSDGsについて考えるきっかけを与えてくれ、私自身の勉強にもなっています。これまで「持続可能な社会のために一人ひとりの行動が大切」といわれても、どこか人ごとのような感じがしていて、「私ひとりじゃ変えられないよなぁ」という気持ちがありました。だけど、番組に参加させてもらって勉強する中で、「そうじゃない」と気づくことができたのです。

一人ひとりの行動で変わる、持続可能な社会。

どんな番組なのでしょうか?

私は2100年の未来からやって来た未来人の役です。持続可能な社会に向けた取り組みについて現代人に考えてもらい、行動を変えるよう働きかけます。2100年って遠いようで意外と近い未来なんですよね。このまま地球温暖化が進むと、例えば海で魚が獲れなくなってしまう可能性もあって。そんな未来を想像できますか?でも、一人ひとりが行動を変えないと、現実になってしまうんです。

魚が食べられなくなる未来なんて、想像もつきません。

ほんとに小さなことでいいんです。一人ひとりがゴミの分別をちゃんとする。3R=リデュース、リユース、リサイクルを意識する。ゴミだと思っていたものが実はゴミじゃない、ということもあるんです。例えばリチウムイオン電池などの小型充電式電池はいろいろな電化製品に使われていて、壊れた家電からも大切な資源がリサイクルできるんです。ネットで簡単に分かる時代ですから、捨てる前に調べることを、私も含めひとりでも多くの方に行動してもらいたいです。

3Rですね。我々も企業として、例えばリサイクル可能なガラスの容器を製品に
採用するなど、今後も継続してまいります。ご自身が実践されていることで、
「これは」というものがあったら教えてください。

例えば化粧品など、使い切らずに期限が過ぎてしまうことってありませんか?特に香水などは香りが変わると使えないですよね。そんなときは水にそのまま流さず、新聞紙などに染み込ませてゴミとして捨てています。ほんとに小さなことなんですけど。でも、ゴミの捨て方ひとつで未来が変わると番組を通じ私も知りましたし、周りにも伝えられたらと思います。

自分も相手も、大切にできる人に。

今後チャレンジしたいことがあったら教えてください。

とにかくいろいろなことに挑戦して自分の可能性を広げたいです。来年は舞台に初挑戦します。舞台はお客様とリアルにアイコンタクトができるし、時や空間を共有できる点が魅力です。これを機に、お芝居にもこれまで以上に力を入れたいです。もし機会があれば、生放送でラジオのパーソナリティにも挑戦したいです。自分の人生や感じたことを発信する機会をいつかもてたら。このお仕事は、普段なかなか体験できないことができるお仕事なので、みなさんと感動や思いを共有できたら嬉しいです。もちろんドラマも映画もYouTubeも、ほんとうにやりたいことだらけです(笑)。

最後に、いつも笑顔でいるための秘訣を教えてください。

趣味を持つことでしょうか。といっても大げさなものではなく、心がワクワクすることはなんでも趣味だと思うんです。例えば好きな音楽を聴くとか、YouTubeを見たり、映画やドラマを見たり。私は人と話すことが好きなので、オンラインゲームをしながら、よく友達とおしゃべりしています。どちらかというと話すためにゲームをしているかもしれません。今回、人と会う機会が制限されて、より強く、コミュニケーションの大切さを実感しました。でも会えなくても、話すだけでも元気になれるんですよね。先日20歳の誕生日を迎え、初めてお酒を飲みました。これから少しずつ飲む機会も増えるかな、増えるといいな。このお仕事は人と関わるものづくり。コミュニケーションが基本なので、自分も相手も大切にできる人になりたいです。