柳屋本店が展開するヘアオイルブランド「COHARU」。
そのタイアップソングとして起用されたのが、シンガーソングライター・ちゃんゆ胃が書き下ろした「人生は素晴らしい」です。
上京、制作環境の変化、自分らしさとの葛藤――。
等身大の言葉で日々を歌い続ける彼女に、「大切にしていること」や「音楽の原点」、「ライブのスタイル」、曲作りで大切にしていること、地元・愛媛への想い、そしてこれから挑戦したいことについて聞きました。

上京して、いちばん最初に作った曲なんです。地元にいた頃は、完全にひとりで、作りたいときに好きなように曲を作っていて。東京に来たら、急に“チームちゃんゆ胃”みたいな体制になって、マネージャーさんだけじゃなく、プロデューサーとして楽曲を主に見てくれる方が現れました。
曲作りも、そのプロデューサーさんに作り方を教わりながら一緒に作っていこう、という形になって、その最初の曲が「人生は素晴らしい」です。
それまでは、自分の中で起きた出来事をきっかけに曲を書いてきたんですけど、「人生は素晴らしい」は、テーマを先にもらったんです。「嫌なことや失敗があっても、それでも“人生は素晴らしい”と思える曲にしよう」という、まさにそのままのテーマで。
ギターも曲作りも全部独学でやってきたので、誰かに教わるということが、自分の中で落とし込めなかったんです。ちょうど上京と一人暮らしが重なって、環境が一気に変わった時期でもあって、かなりメンタル的にも落ち込んで、曲も全然書けなくなりました。
でも、よく考えたらその落ち込んでいる自分の状況こそが、それでも「人生は素晴らしい」と思えるようになるまでを書けばいいんだ、って気づいて。自分の正直な気持ちを歌詞にしたんです。
書いた歌詞に対して「これはどうなの?」と指摘されることも多かったんですけど、
「でも私はこれがいいです」と、かなり押し通しました。ありのままの自分を歌詞に出すために、戦いながら作った曲ですね。

母の妹、香川にいるおばが、ピアノと歌の先生なんです。姉がいて、姉も私も、物心ついた頃にはもう童謡のコンクールや発表会に当たり前のように出ていて、小さい頃からステージに立って歌っていました。中学の途中まで、ずっと歌うことが生活の一部でした。
小4からは金管バンド部に入ってトランペット、中学では吹奏楽部でホルン。そして、大好きなバンドと出会って、自分もバンドを組みたいと思うようになったんです。でも「愛媛でどうやってバンドメンバー集めるんだろう…」と考えて、行動には移せなくて。
そんなときに、その好きなバンドのギターボーカルの人が、エレキでジャカジャカ弾いている時とは別に、一本のアコギだけでひとりでライブをしている動画をYouTubeで見つけて。「一人でやれんじゃん!」って(笑)。それで、中3のときにサンタさんにアコギをお願いしました。

コロナ禍で、大学に入っても家にいる時間がすごく増えたんです。そのタイミングで、ギターを弾いて毎日インスタに投稿し始めて。同じ頃、TikTokで弾き語り動画を上げるのが流行り始めているのを知って、「じゃあ私もやってみよう」と。
あるとき、友達とLINEしているときに、冗談半分で「私の曲作ってよ」と言われて。
サビだけ作って、サビだけ投稿したら、それがバズったんです。そこから「Dear.a」という楽曲名でフルを作って、その曲をきっかけに事務所の方に見つけていただいて、所属して…という流れで今に至ります。
COHARU、めっちゃ使ってます!特に黄色を愛用していて。
私、毛量が多くて、1本1本も太いタイプなので、美容師さんにも「広がりやすいね」といつも驚かれるんです。一番ウェッティな質感になる黄色が、髪をまとめるのにすごくちょうどよくて。
お風呂上がりはまず青をつけてからドライヤー。朝は、ヘアアイロンをかける前に黄色をつけて、アイロン後にもう一度黄色を重ねます。めっちゃいい匂いだし、ウェッティだけどベタベタしすぎず、ちゃんと収まりつつサラサラになる感じが好きです。

周りの大人からはいろんなことを言われるんですよね。「バズっている曲はこういう感じだから、こう書いたほうがいい」とか、「誰かみたいな曲を書いたらいいんじゃない?」とか。でも、「誰かみたいになってよ」と言われるのが本当に苦手で。誰かに似ていると言われるのも、「自分は自分なのにな」と感じます。
流行を取り入れることはもちろん大事だと思うけど、そのうえで“自分らしさ”をちゃんと残したい。曲でもライブでも、そこは一番意識しています。
10曲あったら、その中で聴かれない曲って絶対出てくると思うんです。だからこそ、私は母数を増やしたいタイプ。たくさん曲を作って、その中からみんなのお気に入りを見つけてもらえたらいいなって。
「人生は素晴らしい」みたいなポップな曲から、ちょっとおしゃれな雰囲気の曲、好みは人それぞれなので、その中から「これが好き」を見つけてもらえたら嬉しいですね。

「嘘はつかない」です。
人に対してもそうだし、表に出るときの自分も、できるだけありのままでいたい。
言葉ひとつひとつに対しても、絶対に嘘はつきたくないです。
誰かを目指したほうがいい、と言われることもありますけど、自分は多分、誰かにはなれない。そういう意味では、私はやっぱり真面目なんだろうなと思います。
その気持ちを曲にできるので、天職だと思ってます。落ち込んでいるからこそ書ける曲って、絶対あるんですよ。
気分が落ちたときは、まず散歩に出ます。自然に触れて、五感を刺激して、家に帰ったら曲を書く。その曲は、別に誰にも聴かれなくても、自分の中で大事な一曲になればいいや、と思って書いてます。
大学4年間で保育の資格を取る過程で、心理や「自己覚知(自分を理解すること)」も学んで。五感を通して自分の感情を知る、という感覚は、そのときからあります。
落ち込んでいる自分も、全然OK!「人生は素晴らしい」も含めて、そういうスタンスで、曲と向き合っています。

めちゃくちゃあります。愛媛は自然が本当に豊かで、西日本で一番高いと言われている「石鎚山」もあって。毎年家族と冬に石鎚山登っていて小2の夏にはじめて頂上まで登りました。
家族も音楽好きで、少し遠出して自然の中で歌ったりもしていました。今でも落ち込んだら自然のある場所に行きたくなるし、五感や体で感じたことを歌に変えていく感覚は、愛媛で育ったからこそだと思います。
私にとって地元は「居場所」です。いつ帰ってもみんながウェルカムで迎えてくれる場所。
ラジオのパーソナリティをやりたいです。しゃべるのはもともと苦手だったんですけど、ラジオを始めて少しずつ話せるようになってきて、今はもっとやってみたいと思っています。
あとは、身長が高いので、いつかモデルのお仕事もやってみたいな…と思ってます(笑)。音楽以外の表現にも、これからどんどん挑戦していけたらいいですね。
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。
みんなも「ありのままでいていいんだよ」と、これからも伝えていきたいです。ありのままでいられない場がもしあっても、私のライブでは、ありのままでいて大丈夫です。
そんな場所をこれからも作り続けたいので、ぜひライブに遊びに来てください。
よろしくお願いします!
