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すこやかな髪を育てる頭皮ケアのポイント
ハリ・コシのある健やかな髪を育てるには頭皮ケアを怠らないことが大切です。頭皮は髪が生えるための土壌であり髪に栄養を与える重要な部分です。今回は、頭皮ケアをご自分で簡単にするポイントをご紹介します。
頭皮には髪が生えてくる毛穴があります。この毛穴がつまると、頭皮や毛根部が炎症を起こしやすくなり、健康な髪が育ちません。毛穴がつまる理由として、
- 老廃物がたまる
- 皮脂がたまる
- 頭皮を不潔にする
ことで雑菌が繁殖するなどが挙げられます。解決策としては、普段シャンプー・リンスで済ませている工程の前に頭皮のクレンジングをおこない、毛穴につまった汚れや皮脂を浮き上がらせることが有効です。
頭皮クレンジングは、化粧落としと同じで、毛穴につまったものを取り除く専用のクレンジング剤をつかいます。マッサージが終ったらぬるま湯で洗い流し、シャンプーをします。シャンプーは手にとって泡を立ててから頭皮につけましょう。そしてすすぎは十分にしてください。
洗った後は、トニックやスキャルプローションを使い、毛根に栄養をたっぷり補給し、ドライヤーで乾かしてください。洗髪後自然に乾燥したり、そのままおやすみになると、髪はキューティクルが剥がれやすくなりますし、頭皮は雑菌が繁殖しやすくなり、布団のダニなどが好んで寄ってきます。かならずドライヤーを使って乾かしましょう。
頭皮は、表皮の下にある真皮(コラーゲン)がかたくなると、毛細血管を圧迫し、リンパの流れが悪くなります。血流も悪くなり、酸素や栄養を運ばなくなると毛髪の発育が悪くなります。そんな場合は、頭皮のマッサージが効果的です。髪の生え変わりを正常化し、・抜け毛予防にもなります。
人の細胞は夜10時から朝の2時までに活性化すると言われます。朝シャンよりも夜ゆっくりシャンプーし、おやすみになることをおすすめします。
近は女性も抜け毛に悩む人が多く、育毛剤利用者の約10〜20%が女性と言われています。スキャルプローションや育毛剤を上手に使って栄養補給し、髪の元気をサポートしていくことが大切です。柳屋本店では、洗髪後や整髪前に頭皮にスプレーする「レディース毛乳源 薬用育毛エッセンス」を発売しています。この製品は、マッサージの仕方も図解入りで入っています。ご自分で頭皮ケアをしたい方は是非とも使ってみてください。