知っておきたい、
美髪のための豆知識。

健康な頭皮と美しい髪を保つためには、正しいお手入れ法や髪のメカニズムを知ることも大切です。いつの時代も真剣 に「髪」と向き合ってきた柳屋本店が、ちょっとためになる「髪を育むお話し」をご紹介します。

これってウソ?ホント?

Q1. 薄毛は遺伝する?

薄毛の原因の一つに遺伝子の関与が考えられています。とはいえ、必ず遺伝するものではなく、食生活やストレスなどの環境も薄毛の進行の原因となるので、日頃の生活習慣や頭皮のお手入れが重要です。

Q2. シャンプーは
毎日した方がいい?

一日一回のシャンプーで頭皮と頭髪を清潔に保つことが基本です。頭皮と髪質に合ったシャンプーを選び、充分にすすいで洗い流すことが大切です。

Q3. 帽子は頭皮や
髪によくない?

「帽子をかぶっているとムレる」→「頭皮や髪に良くない」と思われがちですが、頭皮にダメージを与える紫外線対策として帽子はとても有効です。ただし、通気性の良い素材のものを選びましょう。また、かぶりっぱなしは×。室内では脱ぐなど、頭皮を湿った状態のままにしないようにしましょう。

Q4. お酒を飲み過ぎると
ハゲる?

薄毛と飲酒の直接的な関係はわかっていません。ですが、過度な飲酒は血中アセドアルデヒドを増加させ、薄毛原因物質を促進するともいわれているため、飲みすぎには注意しましょう。

Q5. 若いときから髪が
細いと必ず薄毛になる?

生まれつき髪の毛が細いタイプの人が、必ずしも薄毛になるとはかぎりません。ですが、年齢とともに、髪の毛が細い人は太い人よりも、加齢からくる髪の変化が目立ちやすいとはいえます。普段から育毛に心掛けるに越したことはありません。

Q6. 薄毛予防にはショート
ヘアーの方がいい?

ロングヘアであるということは、髪がからまったり、髪の重さが毛穴に掛かって負担になっているとは考えられます。ですから洗いやすく乾かしやすく(つまり頭皮をすこやかな状態に保ちやすい)という点ではショートヘアがお勧めですが、栄養や睡眠などをしっかりとり正しいヘアケアをしていれば、ロング&ショート、どちらでもかまいません。

Q7. 頭皮マッサージは効くの?

頭皮が乾燥して硬くなると血行が悪くなり、毛根に栄養を与えにくくなります。頭皮をやわらかく保つために、保湿効果の高い育毛剤を使用し、頭皮マッサージを毎日の習慣にしていただくことをお勧めします。

Q8. 健康な髪のためには
朝シャンよりも夜がいい?

「美人は夜つくられる」というお肌と同じように、頭皮や髪も夜の間に育まれます。ですから、シャンプーはできるだけ夜にして、清潔な状態で眠りにつく方が好ましいといえます。また朝シャンは時間のないなかで慌ただしく、すすぎ残しなどを起こしやすいですから、この点からも、ゆっくり時間のとれる夜シャンがお勧めです。

Q9. 白髪の人は
薄毛になりにくい?

白髪と薄毛の悩みに関係はありません。一般的に、髪は黒い髪より太くみえるために、「薄毛になりそうにない」とみえるだけで、白髪の多い人や若白髪だからといって、将来の薄毛とは関係はありません。

Q10 .海藻を食べると
薄毛にならない?

昔から、海苔やワカメなど海草類を食べると髪に良いといわれます、確かに海草類には髪をつくる栄養素の一つであるミネラルが多く含まれているので、健康な髪を育むという意味では当たっています。とはいえ、「海草類を食べていれば薄毛にならない」とはいえません。