自分のことをちゃんとメンテナンスしてあげる。忙しいときほど、自分を大切に。

かわいくなりたい女の子を応援し、自身もその生き方を実践する佐藤ノアさん。そのスタイルが、椿ちゃんのブランドスローガンに通じることから、2019年よりイメージキャラクターを務めていただいています。モデルやインフルエンサーのみならず、自分の思いを1から体現したオリジナル商品のプロデュースを手がけるなど、多彩な才能を発揮する佐藤ノアさんに、セルフケアやファッション、そして今後のお仕事についてお話をうかがいました。前半と後半にわたってお送りします。

NOAH SATO佐藤 ノア
1997年7月9日生まれ。北海道出身。バンド活動を経て2020年よりソロアーティストとして音楽活動を開始。作詞作曲も自ら手がけ、2021年には初のソロライブを開催。モデル活動ほか、アクセサリーブランドや香水、カラーコンタクトレンズなどのプロデュースも手がける。Instagramのフォロワー数は約55万人。美容系YouTuberとしても活躍し、10~20代を中心に多くの支持を得ている。

髪はプロに任せるのがいちばん。

カラーリングや巻き髪など、いつもさまざまなヘアスタイルを楽しんでいらっしゃいますが、
普段ヘアケアはどうされていますか?

えっと、流れを思い出しますね!まずはお風呂に入る前に、ブラッシングを丁寧にします。髪の毛の汚れやホコリを落とせると、ヘアメイクさんに教えてもらってから取り入れています。シャンプーの泡立ちも良くなりますし、指通りも滑らかになります。

なるほど。シャンプー前のひと手間が大事なんですね。
お風呂は朝派ですか?それとも夜派ですか?

仕事の入り時間にもよりますが、長時間撮影のお仕事の場合は、朝に入ることも多いです。朝にシャンプーをすると髪の毛がふわふわになるので、ヘアメイクさんもセットしやすいんじゃないかと思って。

衣食住のつぎに大事な、ヘアケア。

ほかにもこだわりはありますか?
お気に入りのシャンプーなどがあれば教えてください。

シャンプーとトリートメントは、行きつけのサロンで美容師さんにオススメされたものを使っています。やっぱり髪のことは、美容師さんがいちばん分かっていると思うので、そこはプロにお任せしています。シャンプーの後はタオルドライをしっかりして、椿ちゃんの黄色いクリーム(洗い流さないトリートメント)を髪につけてからドライヤーでしっかり乾かします。このクリームはお気に入りなんです。ドライヤーは頭の上の方から順番に当てて、毛先は傷みやすいので最後に乾かします。仕上げに冷風を当てるのがポイントです。

さすが。最後に冷風を当てると、キューティクルがしっかり閉じて、手触りやツヤがよくなりますよね。

それも、美容師さんに教えてもらって、欠かさず取り入れています。

サロンはよく行かれるんですか?

ブリーチやカラーリングをすることが多いので、よく行きます。巻き髪などヘアアイロンもよく使うので、痛んだ髪のメンテナンスに行くことも多いです。お仕事は急に決まることもあって予定はなかなか立てづらいのですが、スケジュールが空くと、「サロンへ行こう」という気持ちになります。行けるときに行く。私にとってサロンは、日常に当たり前に組み込まれているというか。自分の中では衣食住の次くらい、ヘアケアは大事です。

髪の美しさを保つ秘訣は、サロン通いにありますか?

もちろん日頃のお手入れも大事ですが、気をつけていても、やっぱり毛先はダメージが出てしまうんですよね。こまめにカットしてあげると、見た目もキレイに保てると思います。

忙しいときほど、自分を大切に。

サロン以外にも、取り入れているお手入れはありますか?

整骨院もよく行きます。

それは意外です(笑)。

いや、骨は大事ですよ。私、凝りやすいんですよね。仕事が忙しくなると、肩や首だけでなくほぼ全身凝ってしまうんです。あと、鍼もたまに行きます。

鍼は美容鍼ですか?

いや、体のほうです。血行が良くなるというか、整います。以前は、低気圧の影響を受けやすく、体の不調に悩まされていましたが、あまり気にならなくなりました。

忙しいとケアまで手が回らない方も多いですよね。

逆です! 忙しいときほど、自分を大切にしたほうがいいと思うんです。体のメンテナンスを疎かにすると、どんどん辛くなっちゃう気がして。ヘアも同じ。忙しいからとケアを後回しにして、髪の毛がボサボサの自分を見るのは辛いです。可哀想って思っちゃうんです。あと、自分のことをちゃんとメンテナンスしてあげる自分が好き。だから自分をいたわりたいし、みんなも自分を大切にしてほしいと思います。

「自分を大切に」ですね。すると、スキンケアもこだわっていらっしゃいますか?

それが、肌ってターンオーバーが長いですよね。実感しづらいからか、スキンケアはあまり熱が入らないんです。あ、でも、同じものをずっと使わない、というのは決めています。たとえばデパコスの化粧水を1本使い切ったら、次はプチプラを選ぶというように。ずっと良いものを使っていると肌が慣れるんじゃないかと思って、いろいろ使うようにしています。まあでも効果はよく分からないので自己満というか、お守りみたいな感じです。

メイクは、身だしなみのうち。

きめ細やかなお肌を拝見し、その習慣は納得です。
ところでYouTubeではメイク動画の配信もされていますよね。
やっぱりメイクはお好きですか?

メイクは好きというより、身だしなみだと思っています。もちろんメイクをしてかわいくなれば気分は上がりますが、それよりも、相手への礼儀という意味合いのほうが大きいですね。たとえばお仕事の場できちっとしたスーツを着て身だしなみを整えるのはマナーですよね。メイクにもそういう役割があると思います。相手の態度も変わる気がします。メイクだけじゃないんですけど、身だしなみをちゃんとしている人に対しては、人ってちゃんと接してくれるんだなって、これまでの経験から実感しています。

なるほど。その視点はおもしろいですね。

メイクって時間がかかりますよね。あんまり得意ではないというのもあるのですが。時間をかけているからそう思いたいというのもあるのかも(笑)。まつ毛ひとつとっても、ビューラーの後にマスカラをつけて、ホットビューラーでカールして上にあげて、正直面倒臭いですもん。でも手をかけた分みんなが優しい気がする、と思ったら苦労のしがいがありますね(笑)

メイクは何歳くらいから、始めたんですか?

中学生くらいですね。最初は、簡単なメイクでしたけど。メイクを身だしなみと考えるようになったのは、上京して仕事をするようになってからです。どちらかというとメイクをするより、コスメを集めるのが好きです。ネットで買うことが多いのですが、つい買いすぎちゃって…。期間限定とか数量限定って、どうしてあんなに欲しくなるんですかね。リップをたくさん買っても、口はひとつしかないよと言われるんですが(笑)。

限定という言葉のマジックで、つい手が伸びる気持ちは分かります(笑)。

スニーカーが好きで集めている人、バッグが好きで集めている人、世の中にはいろいろなコレクターがいると思いますが、私はそれがコスメって感じです。買って満足しています。

佐藤ノアさんらしさが感じられるお話、ありがとうございました。
次回後編は、ファッションやライフスタイルを中心に、お話をうかがいます。
お楽しみに!

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